Netflixを福利厚生として導入、広島トヨペットの新しい福利厚生とは
広島トヨペット株式会社様
業種:商社(自動車・輸送機器)従業員数:720名 ※2024年1月末時点
導入サービス名称:ベネフィット・ステーション
取材時期:2024年3月
昨年80周年を迎えられた広島トヨペット様。現在はトヨタ自動車の新車・中古車販売をはじめ、レクサスの新車・中古車販売をメインに事業を展開されています。
自動車販売にとどまらず、自動車保険や生命保険、携帯電話等の情報通信機器の販売など、お客様と生涯にわたってお付き合いいただけるような関係作りに取り組まれております。
今回は、2023年にご導入いただいた際の「ベネアカウント」のご登録促進方法を中心に、お話しをお伺いしました。
~『全社員に利用機会のある福利厚生』であったことが導入の決め手~
-ベネフィット・ステーションの導入に至った背景を教えてください。
-ベネフィット・ステーション導入以前は、山口県にある保養施設の利用提供・人間ドックの受診を福利厚生として提供していましたが、保養施設は遠方に所在し、利用状況もまばらで、人間ドックも若手社員は受診しないため、全社員が平等に利用できる福利厚生ではありませんでした。
そこで、社員が活気を持ち、活動できる環境を整えることがお客様の利益や会社の発展に繋がると考え、全社員が幅広いメニューの中から平等に利用できる福利厚生サービスである「ベネフィット・ステーション」の導入を決めました。
幅広い世代の社員が利用可能な福利厚生という点で、今回初めて業者提供の福利厚生サービスを導入したことになります。
~ベネアカウントの登録率約70%達成の取り組み~
-ベネアカウント登録率について、目標は設定されましたか。
-せっかくなので全社員にベネフィット・ステーションを利用してもらいたい、という思いから、登録率100%の目標を設定しました。
-登録率は2月時点で約70%を達成されております。ベネアカウント登録率を上げるために取り組んだ施策を教えてください。
-全社員が「ベネフィット・ステーションとは何か?」という認識からスタートしたため、事前にメールで①ベネフィット・ステーションのクーポンについての案内(映画のチケット、カープ戦チケット等)②5000ベネポの活用について(nanacoへの交換やベネ・ステ内での使用について)③Netflixプラン について周知したうえで、ベネフィット・ステーションに関する説明会を開催しました。
とにかくまずは認知を上げる、ということを目標に全社展開を行いましたが、店舗によってはメールのプリントアウトによる周知活動も行ってもらいました。
-施策を行う中で、苦労されたことがあれば教えてください。
-キャリアメールを利用している社員が多いため、迷惑メールのフィルターに引っかかってしまい、登録が滞ってしまうケースがありました。
それによる問い合わせが入ることが多かったです。
-苦労した点について、どのように乗り越えたのか教えてください。
-フィルターがかからない別のメールアドレスを持っている社員には、別アドレスでの登録を案内しました。
また、キャリアメールの特定ドメインの受信設定を案内するため、私(担当者自身)の方で携帯画面のスクリーンショットを撮り、案内資料の作成をするなど、工夫しました。
(下記図、一部抜粋)
~ベネフィット・ステーションを上手く活用している社員からの反響多数!Netflixも人気でアクティベート率(※)89%達成~※アクティベート率:Netflixの登録率です
-ベネフィット・ステーションに対する社内での反響はいかがですか。
-実際に社員からは、「ベネフィット・ステーションを利用し、楽天トラベルで旅行をすると、ベネポと楽天ポイントの両方が貯まるため、とてもお得で嬉しい!」といった声を聞き、嬉しく思いました。
また、引越し関連のサービスを利用した社員からも、「ベネフィット・ステーションのクーポン利用で、とても割引が大きくなって助かった!」と直接話を聞くことがありました。
上手く割引を利用している社員が既に多数いるようです。
-特に人気のあるサービスはございますか。
-Netflixプランを導入しているので、Netflixの利用が非常に多く、アクティベート率は2月時点で89%を達成しました。
「Netflixを個人課金で加入するか悩んでいたが、ベネフィット・ステーションの導入により福利厚生としてNetflixが利用できるようになり、とても嬉しい!」といった店舗の社員から声が多く、反響の大きさを感じています。
人事部としてもとても喜ばしいことです。
-ベネフィット・ステーションについての情報は、どのように社員様へご案内されていますか。
-毎月中旬に、人事部から福利厚生に関してメールでベネフィット・ステーションのお得なサービス情報を全社展開しています。
また、ベネアカウントの登録率がまだ目標の100%に達していないため、引き続きのベネアカウントの登録方法についてもメールで案内しています。
-ご担当者様自身は、普段どのようにベネフィット・ステーションを活用されていますか。
-Netflixはもちろん利用していますが、最近はよく行くお気に入りの銭湯のクーポンがベネフィット・ステーションにあることを知り、利用しています。
また、映画の割引も映画に行く際は必ず利用しています。
-ご担当者様が感じているベネフィット・ステーションの導入効果を教えてください。
-導入から数ヶ月しか経過していないため、全社員の声を確認できているわけではありませんが、先程お話しした社員の反響からも、『全社員が平等に利用できるベネフィット・ステーションの導入によって福利厚生を充実させる』、という会社の姿勢を評価されていると感じています。
また、社員のモチベーション向上にも繋がっていると感じ始めています。
~福利厚生で社員のプライベート充実・採用強化に期待~
-今後の人事としての展望や実現したいこと、社員の方へのメッセージなどあれば教えてください。
-まず、ベネアカウントの登録率が現状約70%なので、まずは直近の目標を90%に掲げ、将来的には当初の目標である100%に達することを目指していきたいです。そのためにも、ベネフィット・ステーションの魅力を社員に随時伝え、プライベートの充実に貢献できるようになればよいなと思っています。
また、人材の確保が困難な現代において、福利厚生を上手く活用することで他社と差別化した採用を推進していきたいと考えています。
今後もより良い福利厚生を社員に提供していくため、情報収集を継続しています。
-今後ベネフィット・ワンに期待していることを教えてください。
-社員の成長に繋がるような、スキル向上や自己啓発に繋がるコンテンツの拡充をしていただけたらありがたいです。
-本日はありがとうございました。