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三和コンピュータの取り組む「ベネアカウント登録率向上」「フリーeラーニング活用」の施策とは

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三和コンピュータの取り組む「ベネアカウント登録率向上」「フリーeラーニング活用」の施策とは
三和コンピュータ株式会社様
業種:インターネット関連
企業規模:100~500名
導入サービス名称:ベネフィット・ステーション
取材時期:2023年7月

コンピュータの保守から、ゴルフ場・ホテルなど様々な業種のシステム開発を手掛け、培ってきた技術力を元に着実に事業を拡大されている三和コンピュータ様。
現在は、生体認証による入退室管理システムをはじめ、各種カメラなどを活用した映像セキュリティソリューション、保守技術を生かし IT 機器の長期安定稼働を支援する延長保守など、様々な事業を展開し、官公庁・民間を問わず幅広い分野で社会インフラを支えています。
今回は、新しいサイトアカウント「ベネアカウント」のご登録促進や、ベネフィット・ステーションのご活用についてお話をお伺いしました。


~全国で自由に利用できるベネフィット・ステーションを導入~

-ベネフィット・ステーションの導入に至った背景を教えてください。
-大きく、以下3点の理由で導入をしました。
まずは、社員の多様なニーズにこたえられること、次に、全国各地で利用可能なこと(地域格差がない)、そして会社を通さずに各自が自由に利用できるということです。

-ベネフィット・ステーションを導入する前に実施していた自社制度や、利用していた福利厚生サービスはございますか。
-宿泊関係のサービスを利用していました。
しかし、利用できる枠数が決まっているので、使いたい時期が重なってしまうと抽選になり、利用したい社員全員の需要に応えることができないという課題がありました。
その点、ベネフィット・ステーションは多様なニーズに応え、利用したい社員全員が利用できるサービスだと思います。


~リマインド・案内の工夫、eラーニングを活用してベネアカウント登録率を90%に向上~

-ベネアカウント登録率について目標は設定されましたか。
-周知をした当初は100%を目指していましたが、初めに設定した期限では75%ほどくらいに着地しました。

-そこから、どのようにして登録率90%以上に到達されたのでしょうか。
-
まずイントラで社内通知を2回ほど行いました。
1回目はアカウント更新依頼の通知、2回目は元々使用していたID/パスワードが不明な場合に特化した内容にしました。
2回ともベネフィット・ワン提供のマニュアルを添付しましたが、ページ順序を変えたり一部表現を変えたり、社員の行動を想像して迷わないように工夫して作成しました。
また、機械の保守を行っている社員は他企業に派遣されているので、各拠点長が直接案内をするなど工夫をしました。
9月末という登録期限を設定していたのですが、最終的にベネアカウントへ移行手続きをした社員は75%くらいだったと思います。
その後、残りの未登録社員については、ベネフィット・ステーションのフリーeラーニングを研修で必修とした際に登録をしてもらいました。

-施策を行う中で、苦労されたことがあれば教えてください。
-
社員向けの通知を作成する際、わかりやすく迷わないようにするための表現、マニュアルの順番には気を付けました。
また、マニュアルがあっても登録方法に戸惑う方がいるので、直接総務人事部へ問い合わせが来たり、登録をしたことを忘れている方には、パスワード再登録のメールをお送りしてログインを促しました。

-苦労した点について、どのように乗り越えたのか教えてください。
-本社の方は直接本人のところへ行き、一緒に画面を見ながら再度手続きして対応しました。


~eラーニングの活用により、ベネフィット・ステーションの利用率も90%以上に~

-ベネフィット・ステーションに対する社内での反響はいかがですか。
-店頭で会員証提示による会員割引を受けたり、食事でクーポン利用をしている社員が多いと聞いています。買い物の際にレジにベネフィット・ステーションのロゴが飾られていると、割引を受けられることに気づきやすいのでいいですよね。
また、サイトの特集を見て割引率が大きい水族館やレジャー施設を利用したという社員もいました。
以前、ベネフィット・ワンの営業担当から利用促進ポスターを掲示すると認知拡大や利用率アップの効果があると伺いましたので、フィットネスクラブの入会キャンペーンポスターを掲示し、チラシも印刷してポスター下に設置しました。印刷したチラシは持って帰った社員が複数名いたようです。
その後、随時掲示を差し替えていたのですが、新型コロナウイルス流行により在宅勤務者が増え、社内の掲示はやめてしまいました。
しかし緊急事態宣言下のGW前に在宅支援サービスの案内がありましたので、全社員へメールで案内を配信したところ、4月のログイン数が10%ほど増えました。メールの効果があったかもしれませんね。

-ベネフィット・ステーションのフリーeラーニングをご活用いただくことになったきっかけを教えてください。
-
研修担当者は新入社員から管理職向けの研修まで多くのテーマを抱えているわけですが、限られた予算の中で年間の研修を組み立てなければなりません。
ベネフィット・ステーションでは多種多様なe-ラーニングコンテンツが無料で提供されていますので、「これは使えるのでは?」と思いました。
元々eラーニングは外部サービスを利用していましたが、そこでは実施していなかった内容がフリーeラーニングにあったことと、ID・パスワードを新たに配布する手間もかからないということが決め手となり、2023年の1月から利用開始しました。

-研修で使う講座はどのように選定されましたか。
-
フリーeラーニングの中からテーマに合っていそうな講座をピックアップし、実際に受講して使える内容かを確認して選定しました。
社内に案内をする際は、以下資料を作成して案内を行いました。


また、受講をしたかの確認は、Googleフォームを使用し、社員番号・氏名を申請してもらうことで管理をしていました。

-受講率向上のために取り組まれていることがあれば教えてください。

-研修期間中(2023110日~228日)の間にリマインドでメールを2回配信しました。

-フリーeラーニングを活用してよかった点、今後期待することを教えてください。
-追加費用が掛からず無料で利用できるところ、受講のために新しいID・パスワードを配布する手間がかからないことがよかったです。
今後は、社内の昇格基準に設定しているビジネスキャリア検定、ITパスポートなどの資格取得関連の講座など、コンテンツがより強化されていくといいなと思います。

-ご担当者様自身は、普段どのようにベネフィット・ステーションを活用されていますか。
-(高野様)書籍の購入で使用していました。ポイントの還元率が高かったのが魅力でしたが、サービス終了してしまったため、同じようなメニューの復活を期待しています。
(下宮様)映画のチケットを使うことが多いです。また、出かけた先で入場料を支払うようなものがあると入る手前でサービスを検索し、デジタルチケットを使うことがあります。
また、観劇チケットも利用したことがあり、安くお得に購入できてよかったです。

-ご担当者様が感じているベネフィット・ステーションの導入効果を教えてください。
-公平性のある福利厚生を従業員に提供できているという点ですね。
社員に向けての福利厚生で公平感があるものはなかなか難しく、以前利用していた宿泊関係のサービスも、関東エリアの人は使いやすいが、関西や九州エリアは使いづらいという課題がありました。
ですが、ベネフィット・ステーションは社員が多様なニーズに応じて自由に利用できるため、公平性のある福利厚生の提供を実現できました。
また、採用の資料にもベネフィット・ステーションを入れていることを記載してアピールポイントに使っています。

~「社員がやりがいを感じられる環境づくり」のために~

-今後の人事としての展望や実現したいこと、社員の方へのメッセージなどあれば教えてください。
-人事としては、やはり「社員がやりがいを感じられる環境づくり」が一番と考えています。
社員にやりがいを感じてもらうためには、どんなことを会社として発信していけばいいのかということを考えています。
メリハリをもって働くことも大事だと考えていますので、働くときはしっかり働き、休む時は思いっきり遊んでもらい、その休暇でベネフィット・ステーションのサービスを役立ててもらえればなと思います。
また、若い方でも食生活の乱れなどにより健康診断の結果が思わしくない社員が増えているのが現状なので、体を動かすような健康促進の施策も検討しています。この施策にもベネフィット・ステーションを活用できればいいなと思っていますね。

-今後ベネフィット・ワンに期待していることを教えてください。
-
より一層ワクワクするコンテンツがあるといいですね。
また、ベネフィット・ステーションのサービスが多いからこそ探し切れていないこともあるので、タイムリーな情報を社員に対しても通知しやすくなるといいなと思います。
ベネフィット・ステーションやベネフィット・ワンのサービスを利用することで健康経営などにつながるようなことがあれば、引き続きそのような情報も欲しいです。




-本日はありがとうございました。


 

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