パナソニック リビング中部で「ベネアカウント登録率約100%」を達成。その取り組み内容とは
パナソニック リビング中部株式会社様
業種:商社(インテリア・住宅関連)企業規模:100~500名
導入サービス名称:ベネフィット・ステーション
取材時期:2023年9月
パナソニック製の住宅設備品の販売と施工をおこなっているパナソニックリビング中部様。
新築・リフォームだけではなく、「非住宅」と呼ばれる事務所なども商品として幅広く取り揃えています。
今回は、新しいサイトアカウント「ベネアカウント」のご登録促進や、ベネフィット・ステーションのご活用についてお話をお伺いしました。
~全従業員が利用できる福利厚生の導入~
-ベネフィット・ステーションの導入に至った背景を教えてください。
-労働組合から外勤営業の昼食代軽減のため、福利厚生として「レストランチケット」のようなものを導入したいという話があったことがきっかけです。
労働組合は全従業員向けではないため、会社としては“全ての従業員のしあわせ” を実現したいという思いから、全従業員を対象にできる福利厚生の導入を検討開始しました。
組合員だけではなく従業員全体で使えるものとして、ベネフィット・ステーションを組合に提案したところ、組合からも前向きな回答をもらえたので、導入することになりました。
事業エリアが愛知・岐阜・三重・静岡・富山・石川・福井の7県13拠点あるため、地域間格差なく個人がWEB上で自由に好きなサービスを閲覧・利用できる点も導入時のポイントとなりました。
~ベネアカウントの登録状況を全社で共有し、登録率約100%を達成~
-ベネアカウント登録率について目標は設定されましたか。
-せっかく導入をするということになったので、全従業員に使っていただきたく、目標は100%を目指していました。
着地は99%と惜しい結果ですが、ほぼ目標を達成することができました。
-どのようにして登録率100%に到達されたのでしょうか。
-ベネフィット・ステーションの導入当初に、オンラインでの説明会を実施しました。
その後全社員が見ることのできるチームスがあるので、そこに説明会で使用した資料と登録マニュアルを発信しました。
また、週に1回各職場の登録状況も全員が見られるように、職場ごとの登録状況の円グラフを作成し、周知をして登録のお願いをしていました。
未登録者が少なくなった職場に関しては、個別に登録の案内を行いました。
全社員が見るチームスの場で発信することで、福利厚生を新しく導入したことやベネアカウントの登録方法を従業員に理解をしてもらえたことが大きな要因かと思いますが、他にも責任者や労働組合の役員の方にも協力いただき、約100%の達成率になったのだと思います。
-施策を行う中で、苦労されたことがあれば教えてください。
-パソコンが苦手という方が若干名いて、そのような方はアカウントの登録に苦労されたようです。
また、登録時に必要な『団体コード』の見間違いによる「登録できない」といった問い合わせも一定数ありました。
-苦労した点について、どのように乗り越えたのか教えてください。
-拠点が離れている方にはオンラインで繋ぎ、画面共有をしながら直接登録の案内を行いました。
また、「二段階認証機能はベネアカウント登録の後日に登録したい」という社員が複数いたため、わかりやすい簡単なマニュアルを用意してご案内しました。
~現時点でのベネフィット・ステーションの活用状況~
-ベネフィット・ステーションに対する社内での反響はいかがですか。
-期間限定で実施していた、ベネアカウントの登録キャンペーンに当選した、という社員の声を聞きました。
その従業員から、ベネフィット・ステーションの導入に対して感謝の言葉を言われましたね。
また、ベネフィット・ステーションのキャンペーンやサービスの案内をチームスで発信するようにしたところ「プールの割引券に応募した」という社員の話も聞きました。
毎月出ているベネフィット・ステーションの特集も月初めあたりに確認をして、チラシなどをチームスで発信するようにしています。
-ご担当者様自身は、普段どのようにベネフィット・ステーションを活用されていますか。
-eラーニングの「会社の数字」という研修を見ました。
社内でも研修などで使えないかなと思い、eラーニングのコンテンツをいろいろ探しています。
中でもビジネスマナーなどは来年の新入社員研修での活用について、研修担当者とも話しており検討を進めています。
また、映画館・水族館などのレジャーサービスもお得な特典があるので、利用してみたいです。ペット関連のサービスも興味があり、時間があるときはベネフィット・ステーションで検索をしています。
-ご担当者様が感じているベネフィット・ステーションの導入効果を教えてください。
-利用実績から社員が利用していることは確認していますが、まだ導入して1年も経っていないので導入効果は見切れていない状況です。
チームスなどによる社内へのサービス告知もここ数ヶ月で始めているので、今度どれくらいログイン数や利用数が伸びていくかといった経過も見届けていきたいと思っています。
~ワークライフバランスや従業員のモチベーション向上を期待~
-今後の人事としての展望や実現したいこと、社員の方へのメッセージなどあれば教えてください。
-従業員には仕事とプライベート、ワークライフバランスをしっかりとってもらいたいため、その点においてうまくベネフィット・ステーションを活用してもらいたいと考えています。
また、今後インセンティブ・ポイントサービスの導入も予定しており、このサービスを通じて、従業員の仕事に対するモチベーション向上も実現できればよいなと思っています。
-今後ベネフィット・ワンに期待していることを教えてください。
-ベネフィット・ステーションやインセンティブ・ポイントが、ワークライフバランスの一助となることはもちろん、自社サービスをインセンティブ・ポイントの交換商品として取り扱ってもらい、より関係性を深められればと思います。
まずは、初めて福利厚生のサービスを導入させていただいたので、その浸透を進めていきたいですね。
-本日はありがとうございました。